ラララ言えるかな★谷崎潤一郎

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朽木白哉様生誕記念SS  ~【朽木家婚約会見】会場より緊急生放送をお送りします:1~

 婚約期間が60年? なん・・・だと!!




 「本日はお日柄も良く・・・」
 「何らしくない挨拶してんですか浦原さん。」

 午後は休診であったクロサキ医院の院長黒崎一心が、珍しくスーツを着込んでリビングに現れた。
 「おやじ何だその格好?」
 「ルキアちゃんの未来の父としてのたしなみだ!」
 「コッチは見るだけでインタビューされるわけでもなし、どんな格好だろうと関係ないじゃん。」
 「夏梨サン、それがそうでもないんスよ。このテレビ双方向っスから、ホラこのボタンで切り替えれば音声だけでなくコッチの映像がアッチに流れるんス。」
 尸魂界の放送を現世で見られる大型テレビを取り付け終わった浦原が、リモコンを手に説明した。

 「おじゃましまーす!」
 その時玄関から元気で明るい声と数人の足音が聞こえてきた。
 メンバーは一護と幼馴染である有沢竜貴をはじめ井上織姫、浅野啓吾、小島水色そして石田雨竜。茶渡泰虎はバイトがどうしても抜けられなかった。
 
「みんな揃ったみたい。お茶の仕度するから夏梨ちゃんも手伝って。」
 リビングが一気に賑やかになり、キッチンの遊子も忙しくなった。
 
 「おかえりなさい黒崎さん。そしてこの度はご婚約おめでとうございマス。」
 「おお・・・」
 鞄を置きに階段を上りながら返事をした一護の後姿から覗く色素の薄い首は、浦原の言葉に反応し赤く染まっている。
 「なにアレ。黒崎ったら初心(うぶ)ねぇ」
 日番谷の前に甘納豆と緑茶を置きながら、乱菊はくっくとのどの奥で笑った。
 
 「あのね日番谷くん、それは京都の濡れ甘納豆と八女の玉露なんだよ。夏梨ちゃんがネットで調べてお取り寄せしたの。日番谷くんが好きだって聞いて。」
 竜貴たちの前には遊子と夏梨の手で淹れたてのコーヒーとクッキーが置かれた。客の人数が多いため黒崎家のカップが総動員され、様々な色や形大きさ模様のカップがテーブルに華やかさを添えている。 
 「わざわざ瀞霊廷からイチにいの為に来てもらうんだから、せめて美味しい物食べてもらいたくて・・・」
 先ほど浦原と会話していた時とは違い、夏梨のしぐさにも声にも思春期の女の子らしい色が見て取れ、またもや乱菊の口角は上がっている。


 「あの・・・素朴な疑問なんすけど。」
 みんなが飲み物とお菓子でほっこりしていた最中に、浅野が爆弾を落とした。
 「一護はなんで自分の婚約会見に出ないわけ?」

 「バカか君は!」
 日番谷が口を開こうとするより一瞬早く、石田が左の中指で眼鏡を上げながら言った。
 「芸能人でもスポーツ選手でも、相手が一般人の場合はマスコミの前には出ないのが普通だ。黒崎はただの死神代行に過ぎないからあちらでは一般人扱いなんだろう。」

 一護へ対するキツイ言葉がチラホラ入っているのが石田らしいな。と思いながら、日番谷は濡れ甘納豆に舌鼓を打っていた。
 瀞霊廷において朽木家は四大貴族の家柄。
たとえ一護が隊長格の戦闘能力を持っていようと、あの誇り高い朽木白哉が会見で同席するわけがない・・・という言葉はさすがの雨竜も口には出さなかった。
 なんといっても白哉は、二人の婚約をしぶしぶ了承したに過ぎないのだから。

 「別に俺はなんとも思ってねーよ。」
 着替えた一護がリビングに下りてきた。
 「婚約会見とかかったりー。白哉の事だから朽木家が用意した押し着せのキモノを着ろとか言うだろうし、迂闊なこと喋れば千本桜散りそうじゃね?」
 「キチンとした言葉遣いって難しいよね黒崎くん。」
 織姫が一護に「そうだよね」と笑顔で同意する。
 「アンタ国語が一番得意って豪語してなかったっけ?」
 一方竜貴は一護に容赦なく言い放った。
 素直じゃない一護の本音が分かりすぎる程分かる二人が、一護の怒りとみんなの笑いを誘う。
 「結局みんな一護が大切で心配なんだよね」
 呟いた水色の表情はいつもの笑顔だったが、目だけはいつになく真摯の色で仲間達を見つめていた。

 
 婚約会見まであと数分。すでにレポーターが興奮気味に現地の様子を伝えている。
 瀞霊廷朽木家別邸に設えられた記者会見場は、瀞霊廷通信をはじめ各報道機関、女性死神協会などの各メディア、レポーターを装った隠密機動と、大勢の人で熱気ムンムン状態である。
 金屏風の前の長卓には多数のマイク。卓上には朽木家の家紋と六番隊の隊花をアレンジした花が美しい。

 「いよいよ始まるわね。修兵ちゃんと取材できるかしら。」
 女性死神協会は七緒がいるから万全だ、と乱菊は画面に映った緊張気味の檜佐木を見ながら余裕で微笑んだ。
 
 とその時、
 「ぎゃぁあああああああああああああああ!」
 黒く平たい影Gが、キッチンから浅野の方へ滑り込んで来た。
 「一護!助けてぇ!!」
 真っ青になって立ち上がり一護の方へ駆け寄る浅野だったが、現状を把握していないのか一護はコーヒーカップに口を付けたまま微動だにしない。
 「動かないでっ!」
 という声と同時にバシッとスリッパを床に叩きつける音が重なった。
 右手にスリッパを握っていた遊子は、新聞のチラシで動かなくなった黒い影を包み更にビニール袋に入れ口を固く結ぶとゴミ箱にポイと捨てた。
 そして固まっている一同を見渡すと、何事もなかったかのようににっこりと微笑みながら言った。
 「お騒がせしてすみません。えっと浅野さん、コーヒーのお替り持ってきますね。」



***********



 ここは六番隊隊舎副隊長執務室。
 いよいよ婚約会見の刻限となり司会者の挨拶が始まった。
 まばゆいフラッシュの中、会見場に現れた本日の主役で幼馴染のルキアを見て、恋次は思わずその目を細め呟く。
 
 「なんで今日のオマエはそんなに綺麗なんだよ。」


 朽木白哉が住む世界の違う二人の付き合いを認めたのは、二人の既成事実をルキアが白哉に申告した為だった。
それも少し前から瀞霊廷中で噂になっていたのを白哉が問い詰めて、事実確認が取れたからだ。白哉は無論ただの噂であってほしいと願っていた。
 
 噂の発端はルキアが恋次に秘密を打ち明けたことらしい。
 恋次は、頬を染めながら好きな相手と想いが通じあった喜びを報告してくれる幼馴染に
 「よかったじゃねーか」
以外の言葉はかけられず、その夜古巣十一番隊ご用達の居酒屋でやけ酒を煽った。したたか呑んで酔いつぶれた。そして翌朝、昨夜の記憶がぶっ飛んでいる事に戦慄する。
 一人で煽っているところに一角と弓親が合流したのは覚えている。しきりに杯を進められたのと、肩を抱かれたり背中を叩かれた記憶も微かにある。しかし・・・
 
 「俺が酔った勢いで大切なルキアと一護の秘密を先輩に喋っちまった?」
 いやたとえ自分が打ち明けてしまったとしても、あの二人は絶対他言はしない。ルキアへの想いをずっと前から知っていて黙っていてくれた一角と弓親なのだから。
 しかし十一番隊の隊員は皆声がデカい。十一番隊ご用達の居酒屋の店内もいつも騒がしく内緒話には適していない。また昨夜は特ににぎやかで小声では隣の者と会話もままならないほどだった。
 つまり自分が一角と弓親に打ち明ける際、思わず大きな声を発したのだろう。それを耳にした客の口から瀞霊廷中に広まったに違いない。

 けれど恋次は、たとえ噂が流れなかったとしてもルキアと一護はこうなる運命だったと心の何処かで確信していた。
 あの二人は遅かれ早かれ結ばれた。一護は自分が開けなかったルキアの重い扉を開き、寄り添い、掬い上げた。たったの18年しか生きていないヒヨっ子だというのに。
 画面に映る数十年来の想い人は、これまで以上に美しかった。ルキアにあんな幸せそうな笑顔をさせているのは、悔しいが己ではなく黒崎一護だ。
 「完敗だぜ一護。ルキアを幸せにしてくれ。」
 恋次はこうしてルキアへの想いに決着をつけた。
 ここだけの話だが、この時恋次は男らしい自分の決断に少なからず酔っていた。自己陶酔。まぁ大目に見てやってほしい。失恋したんだから。
 
 ルキアに密かな想いを抱きながら打ち明けられなかった者達の存在を恋次は知っていた。
 「あいつらも俺と同じように、これから婚約会見を見ながらルキアへの気持ちに終止符を打つんだろうな。」


 だがしかし瀞霊廷中の人々が、ルキアへの想いに終止符を打たない者の存在を知るのに、それから余り時間はかからなかったのである。


----- 続 く -----


☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆☆



一日過ぎてしまいましたが

 朽木白哉様、

   お誕生日おめでとうございます


遅れてしまいましたっ兄様ごめんなさい。
しかもここまで出てないですよね白哉(;´艸`)

そして兄様&兄様ファンの皆さま、いつも残念なイケメンとか言ってスミマセン。
ただのイケメンには興味を持てない私の、ツボど真中なんです。びゃっくんは!
いつも酷いこと言っていますがアレは愛情の裏返し、とご理解下さいお願いします。
鰤の男性キャラではモチロン一番好きです。
ちなみに鰤キャラで好きになった順番は、浮竹→ルキア→石田→浦原→水色→ギン→藍染→恋次→海燕→乱菊→夜一→白哉・・・です。
(一護は主人公という事であえて除外しています←)

カッコイイ観賞用だけの美形より残念な美形!
腹黒かったりすると更に萌えるo(≧▽≦)o

・・・どっかに腹黒い兄様、いないかな?


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| BLEACH(アニメ・ミュ含む) | 23:45 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ぴゆうさんへお返事です

わぁい!ぴゆうさんだ~\(*^▽^*)/
ブログ再開おめでとうございます!
体調は回復されましたか?

お粗末な二次創作を読んで下さってありがとうございました。
ぴゆうさんはイチルキ派ですか!?
私のまわり白哉ファン多いですが、みなさんルキアとくっつくのはお気に召さないようなんですよ(^^)

『ある日の桃吉』楽しく拝読しています。
ぴゆうさんの復活、本当に嬉しいです。

そしてあの方はどうしているのでしょうか。
お元気だといいのですが・・・
ご訪問&コメントをありがとうございました。

| ローガンよりぴゆう様へ | 2013/02/07 03:31 | URL |

しばらく振りに覗いて、
BLEACHの世界にハマりましたわぁ〜
にゃんと一護とルキアがぁーーー
どんだけ知らないんだ状態。
心より、おめでとうございます。
やっぱり一護は貧乳好きだったのね。
キャハハハ
何はともあれ、白哉様でなくて良かった良かった。

| ぴゆう | 2013/02/04 00:59 | URL |















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